前回の
"BTL configuration" [Ⅱ]で考察した中で、ampの特性は多少spoilされますが、buffer-ampが不要でsimpleな回路構成を用いてBTL接続アンプを試作してみたいと思います。
unit-ampは、unregulated (raw)
DC suppliesとするので、電源変動に強いconventionalな2段差動構成で発振のリスクを低減した定数とします。
今回は試作と言う事で、製作の難易度を考慮してB電源もgain設定も低い数値に設定し、下記の様にBTL接続します。発振する場合は2段目差動電圧増幅段のB-C間位相補正 (100p)を少しずつ増やしますが、それに伴って高域のF特は低下します。