2021年3月11日木曜日

" MOSFET制御 OP-AMP誤差増幅 Series Regulator "

(MOSFET, OP-AMP構成 Tracking Regulator)

  以前discreteで製作した回路から、制御回路素子をMOSFET (2SK2232 / 2SJ334)に、誤差増幅回路をOP-AMP (OPA134)に変更し、部品点数と実装作業の省力化を図ります。OPA134は部品棚にある物を使用したまでで、仕様用途を満たしていれば他機種でも問題は有りません。(使用用途を限定すれば、単一電源専用OP-AMPを使わずとも汎用のそれで事足ります) 唯、かつて安価で入手容易だった東芝2SK2232 / 2SJ334は既に廃品種で、また基準電圧に使用するDz、NEC RD-Eシリーズや日立HZシリーズ等も入手難になっています。
  (-)電位を生成するTracking (反転増幅)回路、2本の12kΩ抵抗に(1%)を使用しても、双方±(1%)の誤差が存在し、まずそのままで(+)電位と(-)電位が同一になる事は難しいと思われ、電圧差異の微調整作業が必要な場合が殆どです。
 +側と-側の放熱板のサイズが異なりますが、後続回路の+側消費電流が大きいのでそれに見合うサイズにしています。

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