2016年9月29日木曜日

Chapter Ⅱ "Complementary Feedback" (MOSFET vs. BJT)


listening test












Paul Chambers   "Bass on Top"
    contrabass (ウッド・ベース)ピッチカートとアルコ奏法の表現を比較。
Bud Powell  "The Bud Powell Trio"
  12.You'd be so nice to come home to
   Cole Porterのスタンダードとは、にわかに思えない、珠玉の作品。
John Coltrane   "Sun Ship"
  2.Dearly Beloved
  Coltraneの肉声の後、演奏に入ります。のっけから
   一瞬にしてColtrane worldに引き込まれて行きます。
上記CDで各々聴取し、音楽の表現を比較してみました。



EMINENCE 10"SP自作キャビネット+ドームツイーター自作ホーン(12dB/octネットワーク)
 SPの下に試作Complementary Feedback MOSFET (2SJ334/K2232)BJT (2SB1016A/D1407A)
Ampが少し覗いています。
比較聴取してみて、正直ほとんど優劣差は聞き取れませんでした。
誤解を恐れずあえて言うならば、ブラシやハイハット、ベース音のエッジがMOSFETの方が
若干明確か? と言う程度でした。

musical instrument amplifier>
musical instrument amplifier の終段として、どちらのdevice (MOSFET or BJT)が妥当か?
ALBIT G50-112PETERSON P100G(この2機種に関しては、別の章で詳細を記す予定です)
など、終段に
Power MOSFETを採用した機種も有りました。
Power MOSFETは温度係数が負であり、熱暴走は発生し難いとは言え、
逆に寒冷地での野外使用はどうなんでしょうか。
 概して半導体は温度に sensitiveで、そう言う意味では、球管式ampが楽器用に
採用されている理由が無い訳ではありません。
楽器用ampとして最低限以下の項目が必要かと思います。
 演奏者、人体に危害を及ぼしてはいけない。
 演奏中に壊れてはいけない。
 高価で貴重なスピーカーを飛ばしてはいけない。........
 (musicianの方にお尋ねします)
野外演奏を行った中で、最も熱い地域(高い外気温)、或いは、最も寒い地域(低い外気温)はどこだったでしょうか? その時どんな機材をお使いになりましたか? また、外気温が高い、低い事によるトラブルは如何でしたか?








0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。